言葉の恐さ

2018.05.24

みなさんは言葉の恐さ、ご存知ですか?

たとえば「絶対」という言葉・・・

よく言われます、この世の中に「絶対」はない!と。

私も同意見です。

それなのでセミナーでお話をさせていただく中でも注意を払います。

たとえ法律でそのように書かれていても「絶対安心です」とは断言できません。

この言葉の恐さというより言葉の魔力は、金融商品の販売の場面でも同じです。

昔、私は金融商品の購入において失敗しました。

つまり投資に失敗し、元本を半分近くにしてしまいました。

あ、自分の名誉のためですが、この購入した当時は金融商品に対して一切の知識もなく、

ファイナンシャル・プランナーの資格もなく、まったくのド素人でした。

この失敗の発端は・・・

「この金融商品は、いま順調に伸びています。安心してください。」という金融機関からの一言でした。

「安心してください」=「絶対だ」と読み違えたのです。

言葉の取り方は、人によって様々です。

講師業や相談業をやっていると本当に言葉は恐いです。

でも、言葉は元気も与えられます。

相談業をやっていると、いまこの人はこの一言で前へ進める、ということを感じることが多々あります。

昨年とある相談に来られた相談者さんが、突然泣き出されました。

実は私、よく人を泣かせます。

いいのか悪いのかは別にして、相談に来られる方の中には、本当に藁をもすがる思いで相談に来られます。

つまり神経が緊張マックスなのです。

そういう人に対しては、言葉と涙の魔力を使わせてもらって、元気になって帰ってもらいます。

昨年の方も、帰るときにはすっきりされた顔をされていたので、良かったと自分では思っています。

話はそれましたが、結論、

言葉は恐いものでもありますが、使い方によっては、見えない力を与えてくれる代物です。

泣きたい方は、いつでもお待ちしております(笑)


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