お盆玉

2017.08.14

お盆玉って聞かれたことありますか?

年末年始に子や孫に渡すお金は「お年玉」。

お盆に渡すのが「お盆玉」だそうです。

じんわりですが、最近広まってるんですって・・・知ってましたか?

このお盆玉もお年玉もおこづかいも、子どもにとっては大きな収入です。

何に使おうか?なんて考えるのも楽しいですよね。

『あの欲しかった○○を買おう!』といった具合。

ところが親の立場・祖父母の立場はどうですか?

祖父母『孫のためならいくらでも』

父母『とりあえず渡しておくか』

そんなことになってませんか?

日本ではお金の学習というのは、国語や算数のように学校では学びません。

基本、各家庭の主に親の教育となります。

その親は祖父母に学んだ、ということになります。

私ももちろん、例外なく親の背中を見て育ちました。

親の背中・・・正しかったのでしょうか?

親を否定している訳ではありません。

これが正しい答え、というのがないからわからないんです。

みなさんはどうですか?

ご自身の親のお金に対する考えが「正しかった」「正しくなかった」って、胸を張って言えますか?

またご自身のお子さんに「このお金の考えが正しい」って教えられますか?

難しいですよね?

ファイナンシャル・プランナーだから正解を持っているんでしょ?と聞かれると「NO」です。

え?

そんなん、ファイナンシャル・プランナーじゃないやん、って思われるかもしれません。

お金に対する考え方で「これが正解」はないと思っています。

私の単なる意見ですが。

ただし、「これは不正解」というのはあると思っています。

つまり、「不正解」でなければ全部「正解」です。

ええかげんやな、この人・・・って思いました?

私は逆に「1+1=2」のようにお金に対する考え方は「これが正解!」と言われる方が、ええかげんやな、この人って思います。

なぜなら、それぞれの方の家族構成も収入も資産も違うんです。

そんな違いがあるのに「これが正解!」っておかしくないですか?

こんなこと書いたのは、お盆休みにボケっとインターネットの色んな記事を読んでいた時に、とある記事に「お金に対する考え方は、これが正解」って書いてあったから、反論ではないですが気になったので書いてみました。

お休みなのに、こんな長文をお読みいただきありがとうございました。


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