お金に関するお役立ちの耳寄り情報

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2024.10.01

やはり大事、エンディングノート

前回の投稿に続き、同じ内容「エンディングノート」の話題です。

私がエンディングノートについてお話しているということを知っておられる税理士の先生が、

先日、こんな話をしてくれました。

相続税の申告の依頼を受けた人のもとに伺ったときに、「エンディングノート」がとても役に立った、と聞きました。

税理士にとって、相続財産がどれだけあるのか、という把握はとても大切です。

(昔、税理士事務所で働いていたころに実感しています。)

お金のことを誰にも知られたくない頑ななお父さん、家族のお金を誰にも相談せず必死に守ってきたお母さん、

こういった人が亡くなると一大事です。

遺された家族は、お金のことが一切分かりません。

亡くなった人がどこの銀行にお金を預けていたのか、生命保険に加入していたのか、株式を持っていたのか、など。

そんなときに「エンディングノート」は活躍します。

先ほどの税理士さんは、依頼者宅に訪問されたときに、初めて「エンディングノート」というものを見たそうです。

(まだまだエンディングノートは広まっていないのが残念ですが。)

その中に、財産一覧が書かれていて、その後スイスイと事が運び、無事に申告できたとおっしゃっていました。

今の40代・50代の親は、特に子どもとお金の話をしません。

それなので、万一のことが起こると、情報が一切ない、ということを相談者からよく聞きます。

そこでお願いです。

エンディングノートを親の誕生日プレゼントして欲しいです。

親が書くのを嫌がるようであれば、言ってみてください。

「困るのは子の私なの!」

「今そのエンディングノートを見てどうこうなんて考えてない!ただ書いておいて欲しい!」

「お父さんやお母さんの字で書いておいて欲しい。お父さんやお母さんの字も残しておきたいから。」

ぜひ、お願いします。

2024.08.28

エンディングノートの必要性

いまさら、という声もあるかもしれませんが、先日、エンディングノートの必要性を再確認する出来事がありました。

親(父親)の病状がよくなく、相続のことを考えないといけないと相談を受けました。

大学を卒業して実家をでたので、実家のお金の事情は知らない、ということでした。

母親に聞いても、「お父さんがお金のことは全部管理していたから知らない」ということで、どうしたものか、ということでした。

とりあえずは、お父さん宛の郵便物やお父さんの大切なものを入れていそうな引出など、家を調べてみてください、

ということで相談を終えました。

そうして間もなく、「エンディングノートを見つけました!」という連絡が入りました。

エンディングノートには、お父さんの思いがあふれ出ていたそうで、少しうるっときた、とおっしゃっていました。

そして、そのノートには終末期医療のことやお葬式のこと、財産のこと、連絡して欲しい知り合いの連絡先など、

細かく丁寧な字で書かれていたそうで、「(お父さん)らしい、書き方がされていた」と、感慨深げでした。

親と仲が悪いわけではないけれど、大人になると自然と会話しなくなる人もいます。

しかし、親に万一のことがあると、さすがに何もしない訳にはいきません。

その時に親の思いを知ることのできるエンディングノートは、書いてみる価値ありです。

まだ40代だし。

まだ早いし。

そんなことはありません。

何歳であれ、万一はいつ起こるかわかりません。

周りの人に伝えておきたいことは、エンディングノートに残しましょう。

一緒にエンディングノート、書きませんか。

2024.07.01

投資を始めようか悩んでいる人へ

2024年が始まり半年が過ぎました。

今年は2024年のスタートとともに能登地方を震源とする大震災が起こりました。

また翌2日にも痛ましい航空機事故がありました。

本当に波乱スタートな2024年でした。

波乱というと、2024年に新たなスタートをきったNISAですが。

年始からものすごい勢いで日経平均株価が上昇し、バブル期を超える最高値、また40,000円を超えるといった状況に日本がわきました。

半年後の今は39,000円前後をうろうろしている状況です。

このような「新NISAスタート」「日経平均株価上昇」ということが報じられると、投資をしようかな、ということで相談が増えます。

しかし、相談に来られる人の中には、投資ということがよくないことだと考え、その考えが、いまだに日本人に根付いていることを実感します。

この教えは、バブル期を経験した人にとって、お金は預貯金に預けておけば勝手に増えるもの、という前提があります。

そしてその後バブルがはじけると、やはり不動産を中心に投資をしていた人のせいでバブルがはじけ、日本は失われた30年を過ごすことになったんだ、

という認識も生まれました。

そのため、投資は「悪者」扱いになってしまいました。

ところが、ここ10年あまり、今度は政府が「投資はやるべき」という方針を訴え続けたため、国民も「投資を始めないと」という雰囲気になりつつあるのです。

投資は「やるべき」とか「やったらいけないもの」と決めつけるべきものではないです。

よりよい将来を手に入れるため、お金の置き場所を変更するだけです。

「毎月の積立金額30,000円のうち、10,000円だけ投資をしてみる」

「毎月の保険料30,000円のうち、10,000円だけ投資してみる」

このような感じです。

何かをプラスするのではなく、今ある内訳を少し変えるだけなのです。

この少しの変更が、よりよい将来を手に入れるための第一歩に繋がることになるのです。

お困りごとは、いつでもご相談を。

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2024.06.11

今年の前半のお金の反省会を行いましょう

今年の6月もそろそろ前半が終わろうとしています。

今月が終わると今年の半分が終わったことになります。

今年の前半はどのようなものでしたか。

日本では1/1に能登半島地震が起こり、今なお大変な生活を送っておられる人が多くおられます。

1日でも早く回復できること、祈念いたします。

また歴史的な円安や物価高騰、あまり良いニュースがなかったように感じます。

あなたの今年の前半はいかがでしたか。

様々な良い思い出や苦い思い出もあるでしょう。

お金の使い方はどうでしたか。

●使いすぎたな

●少し貯蓄ができた

●投資を始めたぞ

など、お金とも向き合われたことでしょう。

ぜひ、今月中に今年前半のお金の反省会を開催してください。

そして今年の後半のお金の使い方、マネープランを立てましょう。

●どんな反省会をしたら良いの?

●どんな風にマネープランを立てたら良いの?

遠慮なくお問い合わせください。

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お待ちしております。

2024.05.01

自立とは?

大人にとって「自立」とはいろいろな意味を含みます。

●金銭的

●精神的

●身体的

相談を受けていると仕事柄「金銭的」の話になります。

では金銭的自立とはどういう状況でしょうか。

「収入ー支出>0」というのがイメージでしょうか。

しかし長い人生の中でこの公式が成り立たない時期もあります。

●子どもが高校生2人と大学生1人

●親が倒れて介護が必要になった

●家計を支えていた夫が亡くなった

など

このような時期があるからと言って「自立していない」わけではありません。

相談に来られる人の中には、「収入ー支出>0」でないと私はダメ人間だ、と思われる人もいます。

そんなことはありません。

将来の見通しをたて、ライフスタイルを見直し、お金の収支の流れも変更し、ということを少しずつ繰り返し見直しを重ねることで

実感は少ないかもしれないけれど改善の方向に進むことができます。

一時期だけを切り取って「自立していない」「ダメだ」と思うことはありません。

長い人生、いろいろなことが起こります。

人生山あり谷ありです。

必要以上に頑張りすぎず、最低限頑張りましょう。

GWということで、少しご自身の生活を見直されるのも良いでしょう。

ステキなGWを!


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