偉大な人の後は大変です。
というのも、この前の日曜日、たまたま朝早くのテレビ番組を見ていた時の話です。
そのテレビ番組は、初めて見たのでそれが番組内容かどうかは確定できませんが、恐らく各界の著名人や経営者が出演され、ご自身を振り返る、といった番組だと思われます。
その日は、某コンビニエンスストアの社長さんが出ておられました。
番組では、その方の今までをお話されていて、
「こんな人でもすんごく大変な時期もあったんや~」といった、
一般人の目線で見ていました。
最後に、その方への質問が、
「先代から引き継ぐときに、何か言葉をかけられましたか?」というものでした。
そしてその回答に「!」でした。
『花となるより根になろう』
先代さんは、我々経営陣は根っこ、花はもちろん各コンビニエンスストアの店であるべきだ、
というお話でした。
その根っこが腐れば花は枯れる、だから腐らしてはいけないし、常に栄養を吸収するべきだと。
私は常、FP(ファイナンシャルプランナー)は、こうあるべきだと思っています。
花は私に相談に来られる経営者さんやご家族の方、そして従業員さん、
根っこはFPです。
FPが腐れば(正しいことをお伝えすることができなければ)、
その相談に来られた方の夢が実現しません。
つまり、花が咲かせられないんです。
FP一人で何ができるんや、という声も聞きます。
できませんよ、
だから色んな士業さんとも繋がって全方向から花を咲かせるように努力するんです。
そんな夢のかけはしをしているのが当社なんですよ(笑)
先代さんが築いてこられた事業を引き継ぐというのは大変です。
私も今まで多くの2代目社長さんと会ってきて、2代目社長さんの大変さ苦労を見てきました。
今までと同じでは時代の流れから経営が成り立たなくなる、
つまり先代のやり方を変えないと事業が継続できない、
先代の言うことは聞くけど、自分の言うことを聞いてくれない、
つまり古株の従業員さんとの確執、など。
経営が成り立たなくなると、家族や従業員、はたまた取引先まで、迷惑をかけることになります。
『温故知新』
まさに2代目社長さんに突き付けられた課題だと思います。
何から手をつけたらいいかわからない2代目社長さん、いつでもお気軽に話に来てください。
一緒に糸口探しましょう!