先日、知り合いとLINEをしていて、ぼやかれました。
A子:「あのさぁ、サラリーマンやめようかと。」
私:「やめてどうするの?」
A子:「フリーランスになる。」
私:「いよいよ独立するんだ?」
A子:「しない。フリーランスになるの!」
私:「・・・」
この知り合い、詳しくは聞いてないですが、パソコンのシステムを作る仕事(SEではないはず。)を
しています。
最近、女性に限らず、サラリーマンをやめる、という方がおられます。
2017年12月の日本政策金融公庫総合研究所の「起業と企業意識に関する調査」によると、
起業に関心があるという人は、約1割でした。
『起業』
聞こえはいいです。
先程のA子の事例もそうですが、「フリーランス」という言葉が自由になれる、というように理解している
人もいます。
もちろん、企業に所属しながら副業という手段もあります。
いま、やりたいことをやる、という風潮が仕事にもあります。
もちろん、仕事にやりがいをもつ、ということは大切です。
しかし安易に起業して思っているのと違った、という声も実際にあります。
自分の力で経営をして資金繰りをして営業をして実務をこなす、ということは大変です。
実際、私もそれは痛いほど感じます。
多くの経営者さんと会うと、今は成功されている方でも、
「売上がなくてお金がなくて寝られない日々がどれだけ続いたことか。」
とおっしゃいます。
多くの方がこういった困難な時期を過ごしていらっしゃいます。
それがあったにも関わらず今現在成功されているのは「理念」が強かったとというしかありません。
つまり、起業するには「理念」がしっかりしていること、ここがポイントです。
売上があがらないと自分の思いがグラグラ揺らぎます。
すぐに売上のあがる仕事に手を出します。
そして本当はやりたいことではないことをして、なんとなく仕事が嫌になります。
「起業するんじゃなかった」となるのです。
起業する前に、必ず考えて欲しいです。
起業したての方もそうです。
しっかりあなたがあなた自身の心と向き合ってください。
そして宣言してください。
「私の理念は○○○○です。」
言えますか?
あなたの理念。
まとめきれてない方は、一度、お話しましょう。
お茶しながら、あなたの理念をまとめて、これからの仕事のこと、お話しましょう。