【終の棲家】
終の棲家とは、自分が最期を迎える場所です。
それは病院でしょ?
そうですけど、ではその前は?
自宅でしょ?
ところが、介護状態になったとき、自宅でもなく病院でもなく、
その間を補ってもらう場所が必要となります。
現状、高齢化が進み、いわゆる介護施設では入居待ちが多く発生しています。
突然やってくる介護状態、あなたはそのとき対応してくれる施設を予約できていますか?
そのような予約をしている人なんてほとんどいません。
ところが親や祖父母がそのような状況になったとき、あなたは仕事や家事に追われているのに、
施設探しをしている時間はありますか?
またご自身がそうなったとき、遺される家族に苦労をかける事態になることを、考えたことありますか?
●施設を探し回らないといけない
●終の棲家にならない施設を紹介され、数カ月おきにたらい回しのように場所を転々とさせられる
「いままだ若いし、介護の状況になるとか考えられないし」
「親も元気に暮らしているし、問題ないですよ」
よくある意見です。
私もそう思っていました。
でも何事も突然やってきます。
自分自身の人生なのだから、好きにさせて欲しいというのも、もっともな意見です。
しかし、大切な家族が苦労をします、間違いなく!
金銭的にも時間的にも精神的にも。
健康な時にご自身の目で終の棲家を探しておくこと、これも幸せな生活を送るための1つの要素です。