毎月、支援をさせていただいている高齢者のおばあさん。
とっても元気なおばあさん。
訪問するたびに昔話を楽しそうにお話されています。
おばあさん:「最近は色々な柄のマスクがあるのね」
私:「そうですね、手作りされている方多いですね。レースとかつけておられる人も」
おばあさん:「昔ね、昭和30年頃だったかしら、マスクブームがあったのよ。ご存知?」
私:「さすがに・・・」
話を省略すると、当時、お金持ちの人の間でマスクをして町を歩くのが流行ったそうです。
それなのでテレビで色々な柄のマスクを見ると、当時を思い出して懐かしいそうです。
おひとりで生活をされている高齢者の方とお話をしていると、この方に限らず、
一生懸命お話をされます。
それはひとえに寂しいからなのかな、と個人的に思っています。
毎回同じ話をされるのがほとんどですが、昔話をしている時の目はキラキラされています。
いま、1人で生活されている高齢者の方は京都市では急増しているそうです。
もちろん京都市だけではありません。
これから益々増えるのもわかっています。
高齢者を支えることは、将来に自分達が支えてもらえるか、といことにも繋がる気がします。
いまシステムが構築されないと、益々の高齢化に対応できなくなります。
いずれにしても1人暮らしの高齢者が住みよい街づくりを進めることは、急務に思います。
そのようなお手伝いを今後も引き続きしていかないとと感じます。
誰しも1人で生活することが考えられます。
そういった方への支援がもっと広がればと心から思います。