ファインナンシャルプランナーが書く話ではないかもしれませんが。
税理士事務所で働いていたころ、
新しく人が正社員として入ってくる、というときによく聞いた話ですが、
「税理士事務所で働いたことはありませんが、経理は一通りやったことがあります」というセリフ。
いざ仕事をされると、よく聞いた言葉・・・「経理ではないんですね、税理士事務所って」
経営者の方の中には、経理の人というのは、売上をうまないので、経費のかかるだけの存在、税理士事務所に頼んでるんだからいらない、といった極論を語られる方もいらっしゃいます。
では、本当にそうなのでしょうか?
私が感じる経理の人というのは、経営者の一番の理解者であり、経営者の一番の相談役であって欲しいと感じています。
もちろん、その存在が税理士さんでも良いと思います。
でも、税理士さんとは毎日会うことはできないでしょうし、
資金繰りについて四六時中管理してもらうことも、難しいでしょう。
そんなとき、自社に経理の人がいれば、身近に相談できるのではないでしょうか。
経営者というのは孤独な存在なので、相談相手を求めています。
最終的に結論を出すのはもちろん経営者ですが、その過程で、意見を求めています。
でも、経営者として毅然とした態度も必要で、弱みを見せられないのも事実。
そんなときに、自分の経営を指南してくれる身近な人って必要じゃないですか?
経営者と経理の人の関係は、その会社の発展にも影響すると私は感じています。
それなので、経営者のみなさん、
あなたのためになる経理の人を育てることも、
事業の改善につながると思って欲しいです。
なぜ、ファインナンシャルプランナーがこんなことを書くかって?
それは今、私が経営者として色々考える時期だからです。