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経理の人を雇う必要はあるのか

2017.07.24

ファインナンシャルプランナーが書く話ではないかもしれませんが。

税理士事務所で働いていたころ、

新しく人が正社員として入ってくる、というときによく聞いた話ですが、

「税理士事務所で働いたことはありませんが、経理は一通りやったことがあります」というセリフ。

いざ仕事をされると、よく聞いた言葉・・・「経理ではないんですね、税理士事務所って」

経営者の方の中には、経理の人というのは、売上をうまないので、経費のかかるだけの存在、税理士事務所に頼んでるんだからいらない、といった極論を語られる方もいらっしゃいます。

では、本当にそうなのでしょうか?

私が感じる経理の人というのは、経営者の一番の理解者であり、経営者の一番の相談役であって欲しいと感じています。

もちろん、その存在が税理士さんでも良いと思います。

でも、税理士さんとは毎日会うことはできないでしょうし、

資金繰りについて四六時中管理してもらうことも、難しいでしょう。

そんなとき、自社に経理の人がいれば、身近に相談できるのではないでしょうか。

経営者というのは孤独な存在なので、相談相手を求めています。

最終的に結論を出すのはもちろん経営者ですが、その過程で、意見を求めています。

でも、経営者として毅然とした態度も必要で、弱みを見せられないのも事実。

そんなときに、自分の経営を指南してくれる身近な人って必要じゃないですか?

経営者と経理の人の関係は、その会社の発展にも影響すると私は感じています。

それなので、経営者のみなさん、

あなたのためになる経理の人を育てることも、

事業の改善につながると思って欲しいです。

なぜ、ファインナンシャルプランナーがこんなことを書くかって?

それは今、私が経営者として色々考える時期だからです。


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