大学生のころ、塾でアルバイトをしたり家庭教師をしたりしていました。
小学生から中学生まで担当していました。
そんな時によく聞かれるのが、数学って大切なの?という生徒さんからの質問です。
数学・・・苦手な人多いですよね。
私はとっても好きでした。
試行錯誤の末、解答できたときの清々しさ、たまらなく好きです。
いまは、そんな経験は少ないですが。
たしかに社会人になり大人になると、数学といった難しい知識は必要ないかもしれません。
最低限、四則計算や小数と分数、割合(%や割引など)ぐらいがわかれば生活できるかもしれません。
やっぱり、いらんやん!
生徒さんも良く言ってました。
「図形の合同や相似、なんか証明できなくてもええやん」
「こんなややこしい計算(分数と小数が混ざった四則計算)、いらんもん」など
たしかに・・・
私が今思うのは、数学というのは、もちろん、難しいこともありますが、
根本は「理論立てて考える」「冷静に物事を追求する」といったことの大切さを教えてくれている気がします。
つまり、社会生活を送る上でのとっても重要なことを学べる気がします。
かっこつけすぎかもしれませんが・・・今の率直な気持ちです。
数学の根本で学べることは、生活していくうえで役立ちます。
●仕事で焦っているときに冷静に物事を見極める力
●仕事がたくさんあって何から手をつけたら良いかわからないときに順番を考える力
●料理を作っていて何からすれば効率よくいくかを考える力
●掃除をするときの順番を考える力
●料理の塩分濃度の計算←これは本当の数学?算数です。
など
数学って多岐にわたって役立ちます。
(無理矢理かもしれませんが)
もちろん、とってもわかりやすい例でいくと計算が苦手だと、スーパーでお釣りを騙されるかもしれません。
(いまどき機械で計算されるので、そんなことは少ないですが)
また、経営者の方なら利益予測や資金繰りと言ったことで困ることもあるでしょう。
数学って面白いと思いますよ。
数学と向き合う時間は損ではありません。
さ、夏休みに数学(算数)の宿題に困っているお子さんがいれば、
お父さんやお母さんは喜んで宿題に一緒に向き合い、一緒に考えてみましょう。
お子さんとの時間も有意義に過ごせ、宿題もかたづき、自分自身も成長できる、いいことずくめです。
がんばって!
お父さん・お母さん(#^.^#)