今年に入り私の親族も含め、人が亡くなることに直面しています。
そして昨今のコロナウィルの影響もあり「命」というものを考える機会が増えています。
先日、知人の親が亡くなり、初めての相続を体験した知人の所に、不動産の名義変更のため、
司法書士さんと一緒に訪問しました。
不動産の名義変更といっても、必要書類が沢山あります。
初めての相続に遭遇すると、親がどこに片づけていたのかもわかりません。
知人も色々調べてくれて、「これかな」という書類を用意して待っていてくれました。
ところが!
司法書士さんが確認したところ、それらは全て以前の住宅の書類で、今住んでいる住宅の書類がない、
となりました。
そこで、再度、家の中を詮索。
しばらく時間が経ち、ようやく、見つかるという流れでした。
このように、相続が起こると不動産の名義変更をはじめ、おおくの名義変更を余儀なくされます。
●預貯金
●金融資産
●水道
●電気
●ガス
など
その都度、多くの書類を求められ、遺された家族が大変になります。
だから!
親は子や遺される家族のため、必要書類はまとめて管理しておき、
自分に万一のことがあれば、これが私の財産のすべてだ!と言えるようにしておくべきなのです。
死ぬ準備をさせるのか!と言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、違います。
きっちり整理しておくことは当たり前なんです。
なぜなら大切なご自身の財産なのですから。
ご自身の財産の整理、できていますか。