相続の相談を受けると感じることがあります。
『親の思い子知らず・子の思い親知らず』
親は子のためと思い、
●色々残してあげよう。
●このように分けてあげよう。
●家は長男に渡そう。
など、考えながら生活をしています。
一方、子は、
●家は処分しておいて欲しいなぁ。
●ややこしい金融商品いらないんだけどなぁ。
など、日々思っています。
こういうことが何故起こるのか?
答えは簡単です。
『お金の話をしないからです』
日本ではお金の話はタブーであり、ましてや親子間でお金の話はしにくいもの、とされています。
しかしながら、世代を超えてのお金の移動が起こる場合(相続)、話しておかないと
まったくの食い違いが起こります。
そして揉めることにつながります。
親が元気なうちに子どももみんな集まって、楽しくお金の話の出来る環境が望ましいです。
親子間もそうですが、夫婦間もそうです。
夫婦は元を正せば他人です。
お金の話は避けて通れません。
お金の話は避けると問題になりがちです。
避けずに楽しくお金の話をしておきましょう。