相続で揉める事例は、テレビドラマではよくあるものの、なかなか実感がないのも事実です。
人間は「自分は大丈夫」「自分の身内は大丈夫」という意識が働きます。
そのため、相続が起こることに無頓着と言えます。
そのような状況で実際に相続に直面し「争い」になると、「こんなはずでは」となります。
ではどのように争いを避けるのか。
それは健康なうちから家族・親戚でしっかり話し合うことです。
健康なうちからが叶わないのであれば、ラストチャンスがあります。
それは通夜や告別式の席です。
まさに故人との最後の別れの時です。
その席に参加する者は、おそらく相続に関係のある方も参加をします。
もちろん、そのような席で不謹慎と思われるかもしれませんが、争わない家族は、
ざっくばらんに相続のことを話せます。
「不謹慎」と考える人こそ、何か争う要因がちらつくため、そのような思いになるのだと感じます。
あなたやあなたと関係ある人の通夜・告別式で、抵抗なくお金の話ができますか、
それとも「不謹慎」だと思いますか。