iDeCoを貰える年齢になったのだけど・・・

  • tel.0752023110
  • お問い合せはこちら
タイトル背景

耳寄り情報耳寄り情報

iDeCoを貰える年齢になったのだけど・・・

2020.10.07

iDeCo・・・

確定拠出年金の個人型の通称です。

いま多くの方に周知され始めています。

『毎月支払っている金額が所得税の所得控除になるので、税金がお得です!』

『加入期間中の値上がり益は非課税です!』

という広告ににより、加入者が莫大に増えています。

2018年3月は約85万人だったのが2020年8月には、約169万人となっています。

多くの人が老後の不安から、自分で老後のためのお金を用意するため、

資金作りに励んでいることがわかります。

ところが、上記2つの『広告』はとても大切なのですが、もう一つ大切なのが、【出口】です。

出口?

つまり、受け取るときの税金です。

『退職金のように税制で得します!』と言うのは、なんとなく聞いたことがあるという方は多いです。

そのため、なんとなく税金はかからない、と思っている方が大半です。

しかし!

ここが注意ポイントです。

個人事業主は、そもそも退職金というものが存在しないので、退職金として受け取ると税金が

かからない、ということもあるかもしれません。

ところがサラリーマンでiDeCoに加入しておられる方は、会社から退職金をもらい、

iDeCoでの積立の終了時に一時金として受け取ると、退職金となり、2回退職金をもらうことになります

(年金形式で受け取ることもできます)。

通常、退職金には「退職金控除額」が決められており、ほとんど税金を取られない仕組みです。

しかし、退職金を2回もらうと、この控除額の計算方法が変更となり、思ってもみなかった

税金がとられる、という事態になる人もおられます。

何より、iDeCoのことを正しく理解していなかった本人も悪いですが、販売側も悪いです。

販売時に、あいまいに「受取るときも税制面で優遇があります」といった広告だと、

伝わりにくいです。

ハッキリ内容を提示することが必要です。

iDeCoの受け取り方で悩んでおられる方は、気軽にお問い合わせ下さい。


PAGE
TOP