2024年が始まり半年が過ぎました。
今年は2024年のスタートとともに能登地方を震源とする大震災が起こりました。
また翌2日にも痛ましい航空機事故がありました。
本当に波乱スタートな2024年でした。
波乱というと、2024年に新たなスタートをきったNISAですが。
年始からものすごい勢いで日経平均株価が上昇し、バブル期を超える最高値、また40,000円を超えるといった状況に日本がわきました。
半年後の今は39,000円前後をうろうろしている状況です。
このような「新NISAスタート」「日経平均株価上昇」ということが報じられると、投資をしようかな、ということで相談が増えます。
しかし、相談に来られる人の中には、投資ということがよくないことだと考え、その考えが、いまだに日本人に根付いていることを実感します。
この教えは、バブル期を経験した人にとって、お金は預貯金に預けておけば勝手に増えるもの、という前提があります。
そしてその後バブルがはじけると、やはり不動産を中心に投資をしていた人のせいでバブルがはじけ、日本は失われた30年を過ごすことになったんだ、
という認識も生まれました。
そのため、投資は「悪者」扱いになってしまいました。
ところが、ここ10年あまり、今度は政府が「投資はやるべき」という方針を訴え続けたため、国民も「投資を始めないと」という雰囲気になりつつあるのです。
投資は「やるべき」とか「やったらいけないもの」と決めつけるべきものではないです。
よりよい将来を手に入れるため、お金の置き場所を変更するだけです。
「毎月の積立金額30,000円のうち、10,000円だけ投資をしてみる」
「毎月の保険料30,000円のうち、10,000円だけ投資してみる」
このような感じです。
何かをプラスするのではなく、今ある内訳を少し変えるだけなのです。
この少しの変更が、よりよい将来を手に入れるための第一歩に繋がることになるのです。
お困りごとは、いつでもご相談を。