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キャッシュレスと金銭教育

2019.05.27

あなたは「キャッシュレス」と聞いて、何を思い浮かべますか。

●クレジットカード

●デビットカード

●電子マネー

●✖✖ペイ

など

最近急に増えてきています。

それは何故か。

●消費税増税に伴うポイント還元

●2020年の東京オリンピックに向けてキャッシュレス推進

つまり、国の政策です。

では、日本においてキャッシュレスは進んでいるのか。

日本銀行「生活意識に関するアンケート調査」(2018 年 6 月調査)によると、

10代~60代の9割近い人は、何かしらキャッシュレスを使っていますが、60代では7割、

70代以上では5割にとどまっています。

生活において、日常にキャッシュレスを使う人は10年前に比べると増えていることを実感します。

コンビニやスーパーでもクレジットカード等を使っている人を多く見かけるようになりました。

ただし、現金を信頼している日本において、日常生活すべてでキャッシュレスという日はまだ先の話。

さらに強く思うことは、子どもへの金銭教育ができていない日本において、「キャッシュレス」だけが

一人歩きをして、金銭感覚をもった子どもが育つのか、と強い懸念をもっております。

金銭感覚は今や大人も崩壊の危機だと思います。

たとえば、

100円玉を財布から落としました、拾いますよね?

では、

100円均一で購入したもの、実際使ってみて使えなかったら、捨てますよね?

どうですか?

つまり、同じ100円の価値(100円均一で購入したものは実際は108円)なのに、対応が異なります。

これを書いている私も、この話をセミナーで話したりするのですが、その時に自分の戒めも含めて

話しています。

そうなんです、私も行ってしまっている行動です。

知らず知らずのうちに。

これから益々キャッシュレスは進んでいくと思います。

便利な世の中になるのは大歓迎ですが、お金のことで困る人が増える世の中はいりません。

あなた自身も、キャッシュレスとの付き合い方を一度考えてみてはいかがですか。


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