お金の話を家族で話をしたことはありますか。
友達とお金の話をしたことありますか。
「お金の話」と書きましたが、
●給料少ない
●ボーナスカットされた
●家計は赤字
●光熱費高い
●毎月貯金できない
●親が財産を持っているらしい
という話ではありません。
●私の手取り収入は25万円
●毎回ボーナスは60万円なのに今回はコロナウィルスのこともあって30万円になった
●今月の家計はお盆休みの旅行で8万円使って予定より多くなった
●親の財産はだいたい預貯金と金融資産と不動産で8,000万円ぐらいらしい
という話です。
日本ではお金の話はタブーです。
そのため家族ですら各自の資産を把握しておらず推測です。
以前の相談者さんでもこんな方もおられました。
「主人がお金を貯めていると思ったら貯めてなくて、主人が倒れたとき困りました」
「親の口癖がお金がない、だったので相続税なんて関係ない話だと思っていたら、
実は私達子どもに残すための口癖だったようで、税金がかかってびっくりした」
ということもあります。
たしかに家族でお金の話をするという習慣のない日本では、家族にお金の具体的な額を聞くのは
難しいし、どのように聞いたら良いかもわからないですね。
相談に来られた方によく聞かれます。
「親がどれだけお金を持っているのか聞きたいけど聞きづらい」
「子どもに教育費がかかるけど主人がお金を貯めているのか聞きづらい」
このようなとき、聞きづらいから聞かない、としているとどうなると思いますか。
将来的に困るのはあなたです。
まずは真面目に家族と話をする時間をとって、真面目に向かい合いましょう。
逃げてはだめですよ。
どうしても話しづらい時の秘策です。
「この前友人に会って話したんやけど、その友人のご主人って、実はギャンブルにはまってはって、
友人が思ってた預貯金額がなくて、ご主人とケンカになったらしいよ。あなたは大丈夫よね?」
「この前友人に会って話したんやけど、その友人のお父さんが倒れて介護状態にならはって、
友人が施設を探して施設に入ってもらおうと思って親に通帳を見せてもらったら、思っていた以上に
預貯金があって、このままいったら相続税が出るらしい。お母さん、うちの財産ってどうなの?」
お試しください。