保険の必要性

2021.08.31

ファイナンシャル・プランナーは保険を売っている人、というイメージはなかなか消えにくいです。

いまだに相談に来られた人に、「私は保険を売っていないので」と説明をすると、

「ファイナンシャル・プランナーって保険を売っている人ではないのですか?」と言われます。

昔に比べたらこの意識は少なくなってきてはいるものの、いまだに残っているのも事実です。

ところで、保険というのは必要ですか不要ですか、と聞かれたら、

私は「その人の性格やその人の状況により必要か不要かは決まります」と回答します。

保険は「お守り」というのが、持論です。

お守りは心の支えです。

決して全てをまかなってくれる、オールマイティーなものではありません。

そのため、人生での3大支出である「教育資金」「住宅資金」「老後資金」の全てを

保険だけでまかなおうとすると、人生の4つめの支出「保険資金」となります。

もちろん、家計にゆとりがあり、お守り効果があるのであれば、特に気にすることはありませんが、

家計には限界があるため、全体のバランスで保険に割り当てられる金額も限界があります。

まずは家計の中で優先順位を考え、何にお金を割りふるか、考えてみてください。

そんなことわかりません、という人は、相談に来てください。

話をしていく中で、あなたの優先順位が自然と見えてきます。

そして、それをお伝えするのが、本当の「ファイナンシャル・プランナー」の仕事です。


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