2021年の耳寄り情報一覧

2021.12.27

1年の計は元旦にあり

この意味ご存知ですか。

意味は「一年のことは年の初めの元日に計画を立てて行うべきである。

物事は初めが大事、しかもしっかりした計画のもと着実に行えということ。」です。

令和の時代には「古臭い」と言われるかもしれませんが、

日本人にとって年末年始は大切な時期ではあります。

年代を問わず、なんとなく1年の始まりは背筋が伸びて、1年の抱負なんかを考えたりします。

まもなく2021年も終わります。

昨年と同様、コロナウィルスに翻弄された1年であったように感じますが、少しずつ前進できている

というのが見え始めた1年であったように感じます。

2022年こそ、活気ある年になって欲しいものです。

皆さんにとってもステキな2022年であることを祈念いたします。

※当社は本日から1月3日までを休みとさせていただきます。

2021.12.07

年末年始は親子で会話を楽しもう

「親子の会話っていつからかなくなるんですよ・・・。」

相談に来られた方の一言でした。

「親が認知症になってからというもの、親子の会話なんてありません。」

「ただただ言った・言わない、やった・やっていない、という会話をしているだけで、

最終的には『もういい!うるさい!』とケンカになります。」

「わかってますよ、病気(認知症)なんだから。頭では理解しているけれど腹が立つ。」

相談に来られる方でちょくちょくこういう話を聞きます。

こういう話を聞くと寂しくなります。

なぜなら親も子もどちらも悪くないんですから。

親は病気で自分の認知機能が衰えていることを感じ、今までできていたことができなくなっていく

不安と戦っています。

子は親のために一生懸命がんばっています。

お互いがお互いを思うがゆえに起きてしまう衝突です。

こういったことを避けられないのか。

これを考えるのも「終活」ではないのかな、と感じています。

健康なうちに親子で会話をする。

万一親が正しい判断ができなくなったときに、こうして欲しい、ということを親から子へ、

直接言葉で伝えておく、これって大事だと思います。

昨日、テレビを見ていると、こんな人がいました。

「私は末期がんです。まだ動けるうちに、ご飯をおいしいと思える時期に、ラストチャンスなんです。

(コロナ禍ではあるけれど)ハワイに行くんです。」と、飛行場でインタビューを受けておられました。

それを見て、本当に今を楽しむことも大切だな、と思いました。

人生、何が起こるかわかりません。

みなさんも、年末年始、帰省する方もいらっしゃるかと思います。

元気なうちに親子で会話を楽しみませんか。

2021.11.29

記事が掲載されました

先日、『LIMO(暮らしとお金の経済メディア)』に掲載いただきました。

タイトルは、『認知症になる前に!40代~50代から始める「お金の終活」』です。

ご興味ある方は、お読みください。

https://limo.media/articles/-/26183

2021.11.26

記事を監修させていただきました~保険編~

先日記事を監修させていただき、その記事が掲載されました。

ご興味あればお読みください。

https://www.soldi.jp/articles/qa_financial_planner_13/

2021.11.15

中小企業の経営者や従業員が求める福利厚生とは?

前回の話の続きです。

(前回の話→「https://dream-get.com/information/」)

中小企業の経営者が「うちの会社に福利厚生なんていらない」という理由は?

中小企業の多くは、経営者が経営者らしく現場に出ない、なんてことはほとんどありません。

経営者自ら現場にも出て業務をこなすし、経営者らしく仕事を自ら取りに行ったり資金繰りを考えたり、

それはとても大変な仕事です。

従業員もフル稼働であることは間違いありません。

さらに福利厚生より給料をプラスアルファすることさえできず、厳しい経営状態の所もあり、

経営者と従業員が力を合わせて難局を乗り切る、ということが多々あります。

だから、そのような厳しい状況なので余裕がない、というのが本音です。

それはわかります。

私も税理士事務所で働いていた当時は、そういった苦労を目の当たりにしてきたので、時間的にも

金銭的にも余裕がないことはわかります。

それならば、時間的にも金銭的にも多くの負担のかからない仕組みを作りませんか?

老後のお金の心配を少しでも軽くするための仕組み、それが、

「確定拠出年金(https://dream-get.com/business.html#box2)」です。

試してみませんか?

経営者さんも従業員さんも老後の心配を少しでも軽くしたいのであれば、ぜひ、始めるべきです。

2021.11.08

中小企業のための福利厚生

「うちの会社に福利厚生なんて必要ない」

税理士事務所で働いていた当時にお会いしていた中小企業を経営されていた方の言葉です。

確かにごもっともかもしれません。

社長と奥様と従業員2人の小さな工務店さんでした。

社長は一人で会社を立ち上げ、奥様と二人三脚で会社を切り盛りされていました。

社長は良い意味でも悪い意味でも信じているのは自分だけ、という頑固な人でした。

それでも経営に関しては慎重で、必要な時に大きな資金を投下できるように、しっかり計画を立て、

経営をされていました。

ところがこの社長、昔は多くの経営者がそうであったように、

家庭のこと気にすることはありませんでした。

そのため、社長の奥様は社長と従業員のつなぎ役をこなしながら会社の経理をし、

また家事との両立にもはげみ、がんばっておられました。

あるとき、奥様から「私は会社の経理なんてやっている場合じゃないんです。

まもなく子どもが大学に行くんですが、そのお金が心配で・・・。」と突然切り出されました。

またその会社の従業員の人も、会話に入ってきて、

「ほんと大学費用ってすごくかかるんですよね。結婚してまだ先とか思ってるんですけど

嫁さんに子どもの教育費をためるために保険がどうとかこうとか言われてて、意味不明です。」

という会話がありました。

当時私は「そうなんですね」とその会話をスルーしていました。

今なら言えます「『お金の学習塾』を会社内で開きませんか?」と。

日本ではようやく少しずつお金の授業というものが始まろうとしていますが、まだまだです。

そのため社会に飛び出した人の多くが、お金との付き合い方を知りません。

その結果数年前にちょっとした混乱を招いた「老後資金2,000万円不足発言」、

このようなことが起こってしまいます。

日本の8割から9割を占めると言われている中小企業、大企業ではまがりなりにも福利厚生でお金との

付き合い方を教えてくれる窓口のようなものがあります。

以前にその窓口に携わったこともあるので、いかに中小企業と異なるかを痛感しました。

同じ仕組みが中小企業にあれば、日本人の多くの人がお金と上手く付き合い、嘘の情報に

翻弄されることもなく、楽しい人生を最期までまっとうできるのではないかと考えています。

あなたの会社にもあって欲しいと思いませんか。

経営者の人も従業員に喜ばれ、また会社としても得する福利厚生を始めたくないですか。

1度きりの人生を楽しみたいですよね。

きっとこの福利厚生を始めるだけで、人生が開けるでしょう。

次回はその内容についてお話します。

2021.11.08

掲載記事のご案内です

先日公開された記事です。

アラフォー・アラフィフ世代にとって、終活はまだ早いかなと思いつつ、

親の介護や相続により、より身近に感じる終活。

●始める時期がわからない

●何からしたら良いのかわからない

そんなあなたに、ぜひ読んでもらいたい記事です。

「年賀状が終活に使える?アラフォー・アラフィフ必見の技とは?」

https://limo.media/articles/-/25800

2021.11.04

「~しなければいけないのか」と尋ねる本当の意味

よく質問で「~しなければなりませんか」と聞かれます。

●家計簿はつけなければいけないのですか。

●投資をしなければいけないのですか。

●エンディングノートを書かなければいけないのですか。

など

あなたはこれらの「~しなければ」という言葉、よく使っていませんか。

この日本語、英語に直すと「must」です。

「must」の日本語の意味は?と聞かれると、

学生の時、「~しなければなりません」という強制の意味です、と習いませんでしたか。

そうです、強制です。

つまり上記の例のような質問をする人は、その物事を強制だと思っています。

強制だと思っている人に「やってください」と言っても決してやりません。

なぜなら強制されていると感じていて、本心は嫌なのです。

嫌なことを「やってください」と言われたから、「~しなければいけないのか」と尋ねてしまうのです。

誰でも嫌なことは長続きしません。

ダイエットも同じです。

休肝日を設ける・甘いものを食べない・運動するなど、健康のためにやってください、と言われても

お医者さんに「~しなければいけませんか」と聞いたことありませんか。

人は我慢の伴う作業は長続きしません。

長続きさせるには、「我慢→ご褒美→我慢→ご褒美・・・」の循環を考える必要があります。

まずは自分の発言をちょっと思い起こしてください。

心当たりがある人は、もう一歩進んで、あいだに「ご褒美」を考えましょう。

わからない人は、一緒に考えますので、お問い合わせください。

※ダイエット時のご褒美は、私も教えて欲しいです

2021.10.05

日経平均株価の動きが気になる

投資を始めて間もない期間は、日経平均株価の動きが気になるという人が多いです。

なぜならば、テレビのニュース番組やインターネット上での情報として、当たり前に流れているからです。

人は新しいことを始めるとその情報にアンテナが立ち、今まで同じ情報を見ていても

頭に残ってこなかったことが、頭に残るようになるからだと言われています。

たとえば新しい車種の車を買ったら、その同じ車種の車がこんなに走っていたんだ、

と実感したりするのも同じ現象です。

最近は、自民党総裁が変わるや、自民党総裁選挙の結果、新首相の指名など、日経平均株価に影響のある

動きがあり、ここ数週間は乱高下になっています。

本日も驚くほどの下げ幅です。

投資を始めて間もない人や、投資の知識が少ない人にとって、この乱高下は心臓に優しくありません。

自分の大切な資産なのですから。

上がっている時はそれほど意識はしないものですが、下がっている時は気が気ではないでしょう。

私もリーマンショックの時、ファイナンシャル・プランナーでもなかったので、

投資の知識ゼロで、自分の資産の減り方に耐えられなくなり、売ってしまいました。

その時の窓口の人が投資はこういうことはあるけれど、世界はいずれ立ち直るから、と言ってくれれば、

売らなかっただろうに・・・。

今はインターネット上での金融資産の取引が主流になりつつあり、誰にも相談できずに乱高下に

踊らされ、不安になっている人もおられるでしょう。

不安になった人は、当社にお茶でも飲みにきてください。

お茶を飲んでひと休みひと休み。

お待ちしております。

2021.09.29

結婚のタイミングでお金の価値観を語り合う

結婚するときに色々話しておくべきだった、と後悔することもある「お金の価値観」。

50歳代後半の女性の訴えです。

お金の価値観って人それぞれです。

お金に限らず様々な価値観は、育ってきた環境が異なると違って当たり前です。

それが夫婦であれば間違いなく価値観は異なると思っていいでしょう。

相談を受けていると最近の20歳代後半から30歳代前半の人は、結婚というタイミングを上手く利用して、

お金の価値観を話し合っているように感じます。

「今度結婚をするので、相談に来ました」という方が多いです。

一方で、40歳代後半から50歳代の人は、結婚の時にお金の価値観のすり合わせができていないように

思います。

そのため、そろそろ早期退職や退職後の生活のことを考えようかな、という時に、

夫婦のお金の価値観の違いが現れてきます。

●住宅ローンの残高は退職金で全額返済して肩の荷をおろしたい(Aさん)

●住宅ローンは今まで通りコツコツ返済していき、退職金で海外旅行に行きたい(Aさん配偶者)

●退職金で持ち家を買いたい(Bさん)

●持ち家は住宅ローンを使って購入し、あくまでも退職金は他のことに使いたい(Bさん配偶者)

この2つの事例でもわかるように、それぞれの思いは心の中にあり、意見を言えば相手はわかってくれる、

というのが多くの夫婦です。

ところが長年お金の話をしてきていない夫婦は、それが上手くいかず、相談に来てから目の前で、

少々言い合いになることもあります。

みなさんはご自身の配偶者としっかりお金の話をしていますか。

「投資」についても多くのご夫婦間で、意見は分かれます。

(投資はすべきなのかどうか、というところから分かれることもあります)

長年付き合ってきているので大丈夫、ということはないので、しっかり話し合ってみましょう。

2021.09.22

終活は何から始めればよいのですか?

終活という言葉が定着しつつある今、相談で聞かれるのが、「終活は何から始めたら良いのですか」

という質問です。

●断捨離

●エンディングノートを書く

●遺言書を作る

など

みなさんのイメージはだいたいこんな感じです。

まず何をすべきなのか?

それは「3年後の生活を想像すること」です。

「??????」

質問するときの年齢にもよりますが、早い方であれば40歳代後半から、遅い方であれば70歳になってから

相談に来られます。

40歳代後半であれば、人生100年時代の今、まさに人生の折り返し地点です。

まだまだやりたいこともあるだろうし、やりたくないこともあるでしょう。

そういったことを整理する意味で、ご自身が3年後、どのような日々の生活を送りたいのか、

考えてもらいます。

そして、紙に書き出してもらいます。

「3年後になっていたい自分」と「3年後になっていたくない自分」です。

70歳代も同じです。

どこで誰とどのような毎日を送っていたいのか、を紙に書き出してもらいます。

これらを書き出した上で、その生活になるために今のお金の分析をします。

●ねんきん定期便

●源泉徴収票

●家計簿

●受給年金額通知書

●保険証券

●投資信託等の残高通知書

など

こういったものを全て1つの紙に書き出し、分析開始です。

3年後の理想の自分のために、です。

難しそう?

でも1回やり方を覚えれば、毎年更新作業のみです。

でも1回目が大切です。

ご自身の3年後を想像して、今から楽しい3年後を目指しましょう。

2021.09.10

親が認知症になりました

自分の親が認知症になること、想像したことありますか。

私も含めて日本人に多いのが、自分ごとになかなか考えられないことです。

昨年から続くコロナ禍においても同じことです。

自分はかからない、という何の根拠もない自信から緊急事態宣言下にあっても出かけてしまう、

といった行動に出てきます。

今は、ワクチンを打ったから大丈夫、というまた根拠のない自信によって、コロナ患者か増えないことを

祈るのみです。

さて、少々話はそれましたが、自分の親が認知症にかかる、ということを想像したことありますか。

実際に親が認知症であることを認めることは、子にとってとても辛いこと、と友人から聞きました。

何歳になっても親は親で、やはり親のイメージはしっかりしている人だったようで、どんどん

進行していく親の姿を見ているといたたまれない気持ちになったということでした。

でも最期の時、親の手を握ると「うんうん」とうなづいてくれ、最期はわかってたのかな、

と言っていました。

その友人から事前に相談を受けていました。

親が認知症になり、もうあと数日も生きられないとわかったときでした。

親はお金の心配を子どもにかけたくなかったようで、定期預金にお金を預けていたらしいんのですが、

そのお金を何とか引きだせないか、と。

さすがに友人の頼みでも、よく知っているおばちゃんの頼みでも、それは無理、となりました。

認知症に関わらず、自分の意思が明確に主張できない状況になると、

ほとんどの契約が結べなくなります。

契約は自分の意思がしっかりしているからできるものなので、自分の明確な意思が主張できない状況では

結べません。

定期預金の解約もその一つです。

不動産の売買も、有価証券の売買もそうです。

相続対策を元気な時からされる方は多くなってきていますが、認知症対策こそ、元気な時から行うこと、

忘れないでください。

2021.08.31

保険の必要性

ファイナンシャル・プランナーは保険を売っている人、というイメージはなかなか消えにくいです。

いまだに相談に来られた人に、「私は保険を売っていないので」と説明をすると、

「ファイナンシャル・プランナーって保険を売っている人ではないのですか?」と言われます。

昔に比べたらこの意識は少なくなってきてはいるものの、いまだに残っているのも事実です。

ところで、保険というのは必要ですか不要ですか、と聞かれたら、

私は「その人の性格やその人の状況により必要か不要かは決まります」と回答します。

保険は「お守り」というのが、持論です。

お守りは心の支えです。

決して全てをまかなってくれる、オールマイティーなものではありません。

そのため、人生での3大支出である「教育資金」「住宅資金」「老後資金」の全てを

保険だけでまかなおうとすると、人生の4つめの支出「保険資金」となります。

もちろん、家計にゆとりがあり、お守り効果があるのであれば、特に気にすることはありませんが、

家計には限界があるため、全体のバランスで保険に割り当てられる金額も限界があります。

まずは家計の中で優先順位を考え、何にお金を割りふるか、考えてみてください。

そんなことわかりません、という人は、相談に来てください。

話をしていく中で、あなたの優先順位が自然と見えてきます。

そして、それをお伝えするのが、本当の「ファイナンシャル・プランナー」の仕事です。

2021.08.25

投資を解約するタイミングはいつが良いの?

投資を始めるといつか終わり(解約)がきます。

投資は投機とは異なり「長期分散投資」が基本となります。

つまり投資を始めると最低でも10年ぐらいはそのままにしておくことをお勧めしています。

しかしながら、突発的に何かのタイミングでまとまったお金が必要になることは、誰しもあります。

投資を始めたときは余剰資金(しばらく使わないお金)だと思って始めたけれど、

突然大きな災害にあった、病気になった、ケガをした、

親が介護状態になり施設に入ることになったなど、アラフォー・アラフィフ世代にとっては

様々な要因で突然にお金が必要になります。

そのときはもちろん、手持ちのお金で事が足りれば良いですが、足りなければ解約をするしか方法は

ないので、解約をするタイミングとなります。全額解約する必要がないのであれば、

一部解約でも良いでしょう。

こういう事態だとわかりやすく解約できますが、こういう事態がない場合、いつに解約すべきなのか。

答えは、投資をしている目的により異なります。

●老後資金を貯めている→定年後に解約を考えます

●相続財産として貯めている→解約する必要はありません

●老後にやりたいことを実践するために貯めている(家を買う/起業するなど)

→実践するタイミングで解約を考えます

など

ただし一番多い回答は「なんとなく投資を始めた」ということではないでしょうか。

なんとなく金融機関に言われ、なんとなく不安だから・・・だと思います。

こういう人のタイミングは、まず、残すのか使うのかを決めるべきです。

次の世代に残すのであれば、特に何も考えなくて良いでしょう。

もし「使う」のであれば、しっかりお金を使う計画を立てる必要があります。

お金の現状と将来の収支を考え、どのぐらいのタイミングでその投資をしてきたお金を自分の生活に

組み込むかです。

そんなのわからない、とよく言われますが、一緒に相談しながらキャッシュフロー表を作成していくと、

ほとんどの人に「ここ」というタイミングがあります。

あなたの「ここ」というタイミングはいつなのか、しっかり確認しておいて欲しいものです。

2021.08.10

投資はほったらかしで良いと聞いたのですが

昨年からのコロナ禍において、家にいる時間が増え、投資を始められる人が多いように思われます。

投資は投機ではないので、原則である「長期分散投資」をしていると気づけば増えていますよ、

投資はほったらかしで良いので、一旦始めると、気に留める必要がないので、面倒くさがりやさんには、

楽ちんですよ、なんて営業になだめられるお客さんもおられます。

この言葉を信じ、投資を始められ、本当に言葉通り「ほったらかし」にされている人も多いです。

基本的に投資信託であれば、金融機関から「運用報告書」が送られてくることでしょう。

これはまさにお持ちの商品の成績表であり、残高や利益が出ているかがわかります。

金融機関の人に「ほったらかし」と言われたので、こういった郵便物も見ず、

ほったらかしにしていると、やはり恐ろしいことも起こります。

そうです、あなたの商品が元本割れを起こしているかもしれません。

いくら長期分散投資をしているからと言って、文字通りの「ほったらかし」はやめてください。

せめて郵送されてきた報告書等を見て、現状把握はしておきましょう。

郵送されてきた報告書等の見方がわからない人は、遠慮なく金融機関に聞くべきです。

あなたの大切な資産です。

「ほったらかし」ではなく「見守り」に変更してください。

2021.07.19

そのルールは後世に残す必要があるルールなのか

「ルール」に書かれていないことを守る必要があるのか。

この1年以上続くコロナ禍において、「ルール」を守ることが問われる世の中になりました。

たとえば「脱税は犯罪です」というルールは誰しも守ります。

しかし、税金を免れたいのは誰しも同じ気持ちなので、法の目をかいくぐる方法が模索されます。

明らかにこれは脱税行為に近いかも・・・、でも法律は守っているから大丈夫、という考えもあります。

スポーツの世界にもよくあると感じます。

日本の武道には「道」という考えがあり、ルールに書かれていない規範というのがあるようです。

見えないルールというのは、今の時代、なかなか受け入れてもらえません。

昭和の時代は通じていたが、令和の時代には通じない、という暗黙のルールがいたるところにあります。

この暗黙のルールをいかにわかりやすく伝えるのか、それとも伝えず廃止にもっていくのか、

色々考えてしまいます。

あなたが守っている暗黙のルール、実は残していくのではなく、

廃止にした方が良いルールかもしれません。

2021.06.28

法人の経営者や個人事業主の辞め時とは・・・

サラリーマンにとって辞め時は、ある意味、雇われている会社に依存しています。

(早期退職や定年後の継続雇用等もあるので一概には言えませんが。)

では、法人の経営者や個人事業主の辞め時は?

もちろん、ご自身がどうしたいか、のみです。

ちなみに経営者に色々尋ねると、若い経営者ほど、早く引退したい、という人が多い傾向にあります。

(これは私の身近な人への質問なので、日本の統計とか、そういった盛大な根拠はありません。)

サラリーマンであれ、経営者や個人事業主であれ、やはり気になるのが「老後の生活」です。

老後の生活が気になるのは、なぜか?

もちろんお金が足りるか、ということが不安であるから気になるのです。

つまり、お金の不安がなくなれば、老後の生活を気にすることはありません。

どうすれば良いのか?

5年後、10年後、20年後、30年後・・・

あなた自身がどうしていたいのかをしっかり考えるべきです。

特に法人の経営者や個人事業主は、ご自身の事業をどうするのかを考えるのが一番大切です。

●事業を引き継いでもらうのか閉じてしまうのか。

●事業を引き継いでもらうなら誰にいつのタイミングで継いでもらうのか。

●事業を無償で譲るのか有償で譲るのか。

●事業を有償で譲るのであれば、ご自身の事業の価値をいくらで譲るのか。

●法人の経営者や個人事業主を辞めたあと、どういった所でどういった生活を送っていたいのか。

●今、家族とともに生活を送っている人は、〇年後にどういった所でどういった生活を送りたいのか。

また、ひとりになった時に、最終的にどういった所でどういった生活を送りたいのか。

など

考えるべきことはいっぱいあります。

今年もまもなく半年が経ちます。

いったん立ち止まって、今週は今年の前半の反省と今年の後半の目標を立ててみても良いのでは?

ひとりで考えられない人は、誰かと一緒にあーだこーだと話をしながら考えるのも良いです。

そんな話し相手に使ってもらってもOKです。

知ってますか?ファイナンシャル・プランナーって、あなたの人生の伴走者なんですよ!

2021.06.22

キャッシュフロー表で老後の家計を見える化

先日、キャッシュフロー表の作成をさせていただいたお客様より嬉しいメールをいただきました。

あんなに分かりやすいグラフ、最高でした、とのことでした。

オンライン相談が主になりつつある昨今ですが、初回面談は直接お会いしました。

しかし、その後はお仕事との兼ね合いも含め、メールでのやりとりに切り替え、

詳細をお聞きしつつ、ご希望の様々なパターンでのキャッシュフロー表を作成させていただきました。

ところで、みなさんが想像されるキャッシュフロー表は、数字の羅列かもしれません。

数字の羅列だと高齢の方には、正直見にくいものです。

今回のご相談も、ご高齢家族のキャッシュフロー表作成だったので、

あえて数字の羅列であるキャッシュフロー表は、作成はしたものの、お送りはしませんでした。

見やすいように、グラフのみ、お送りしました。

多くの相談者は、まずは老後の生活が今と同じ生活で良いのか、を知りたいとおっしゃいます。

その後に具体的にいくら不足するのかとか、家が購入できてローンの返済ができるのか、ということを

知りたいのです。

そのため、最初の回答は「このまま続けられる」「このまま続けられない」という回答を

求めておられます。

つまり、一目でわかる「グラフ」を見せる、ということが有効なのです。

「続けられる」「続けられない」がわかれば、次の行動を起こせます。

みなさんも、まずは、老後の家計の見える化をしてみませんか。

2021.06.14

エンディングノートの必要性

エンディングノートって言葉を聞いたことありますよね。

では、書いたことありますか?

このように質問すると、だいたい「書こうとしたことはあるんですけど」

「何を書いたら良いかわからなくて前に進めなくて」「2,3年前のものが家に置いてある」

なんてことを聞きます。

あなたはどうですか?

とある行政書士さんはこんなこと言ってます。

「法的拘束力もないんだし、遺言書に比べて意味ない」

また別の司法書士さんはこう言います。

「突然死が最近は多いらしく、働く世代の人が亡くなると、遺された家族は、

エンディングノートを書いておくと、あって良かったって、心から思うみたい」

あなたはどちらの意見を参考にしますか。

ある意味、どちらも正しいです。

エンディングノートは、亡くなった時に役に立つというのもありますが、

本当は、これからの人生を楽しくするためのアイテムなんです。

エンディングノートを書くと、自分自身がこんな風に家族のことを思っていたのか、とか、

一緒に働く仲間のことをこんな風に思っていたんだ、とか、

実は自分はこんな風な生き方をしたかったんだ、といったことを整理できます。

こういった整理は節目節目で大切です。

コロナ禍で色々考えさせられることは多いと思います。

このような時にこそ、これからの人生を楽しく豊かに送るため、

エンディングノートを書いてみませんか。

おうち時間を有効に使って、コロナ禍が終わった後のことを考えてみませんか。

まずは、以下のような時間を使って、気軽に話を聞いてみてください。

https://dream-get.com/seminar/

2021.06.01

認知症になる前にするべきこと

認知症・・・突然やってきます。

さすがにアラフォー世代にとって、周りでも親が認知症である、というのはチラホラ聞きます。

もちろん、残念ながら亡くなったという知らせも聞きます。

昔、認知症は病気という認識が少なく、心もとない表現で表されたり、差別といったことも

当たり前のように起こっていたそうです。

今は、病気であることが理解されるようになり、進行をおさえるための治療も行われるようになり、

少しずつではあるものの、患者も患者家族も住みやすくなってきています。

しかしながら、自分自身が認知症になるかも、と心のどこかで不安があるものの、自分だけは大丈夫、

というよくわからない自信があるのも、日本人の特性です。

(コロナ禍であるのに人手が減らない、というのもその一つでは、と言われています。)

そのため、認知症対策をしないままに発症し、困っておられる人の相談も実際のところあります。

認知症だとわかると、ちょっとした行動に制限が加わります。

たとえば、認知症になり治療もあり施設に入ろうと考えたとき、お金が必要になります。

そのお金が定期預金にたまっていたとしても、引き出すことができません。

なぜならその患者様名義の定期預金の解約には、本人の判断により行ったという意味で、

本人が金融機関に出向き本人の印鑑が必要になります。

(一部金融機関では、本人でなくても委任状で対応してもらえるところもあるとかないとか聞きますが、

金融機関に直接確認をした訳ではないので正確な情報ではありません。)

認知症を患っているということは、正しい判断ができない、ということに繋がり、

大きなお金を動かすことが難しくなります。

不動産の売買や証券会社等に預けている金融商品の売買も同じです。

つまり、お金の保管場所に注意する必要があります。

また、お金の名義についても考える必要があります。

もちろん単純に名義を書き換えるだけで良いのですが、それには贈与税がかかる可能性もあるので、

注意が必要です。

贈与税がかからず、本人以外の人が自由にお金を動かすことができれば問題ありません。

そのような手段があるのか。

あります。

『民事信託』です。

聞いたことある!と言う人もそうでない人も、制度を理解されている人は少ないです。

そのため「信託」という言葉にだけ上手く利用され、実際に手元のお金がなくなったという人も

おられます。

そういった人にならないためにも、自分の大切なお金は自分でしっかり守りましょう。

2021.05.24

言葉は想像以上の力をくれます

今日のお話は「言葉」です。

経営者であれ従業員であれ専業主婦(夫)であれ子どもであれ

「言葉」はプラスにもマイナスにも作用します。

私は相談業や講師業をしていると、特に言葉の持っている力に驚くことが多いです。

たとえばセミナーの時、参加者の人には簡単なライフプランを語ってもらいます。

〇数年後にアメリカに行きたい

〇数年後に結婚したい

〇数年後に起業したい

〇数年後に子どもが欲しい

〇数年後に売上高を1憶円にする

〇数年後に東京に支店を作る

など、こういう時の皆さんの目はキラキラされています。

ここで注目は発言の最後です。

「○○したい」と「○○する」です。

人は知らず知らずのうちに、思いの強さが言葉に無意識に表れています。

前者は、ぼんやりと思っているだけ、あわよくば、という思いになります。

後者は、しっかり先を見据え、そこに到達するための道筋を模索しているという思いです。

以前、私はよく前者のような発言をし、先輩であるファイナンシャル・プランナーさんや

仲間の士業さんに、それでは達成できない、と言われていました。

なぜですか、と聞いたときに、言葉に思いの強さを感じないから、と言われました。

その時はあまり意識していなかったのですが、今はよくわかります。

相談に来られる人の中にも、「○○したい」という人と「○○する」という人では、達成度が異なります。

後者の人は、スピードの差こそあれ、着実に近づいておられます。

そう考えたとき、日々の発言に注意することで、行動が変わってきます。

私は、自分の心が折れそうになると、常に弱音を吐いていたのですが、意識して吐かないようにし、

無理やりでも強気発言をするようにしています(あ、誤解があったら困るのですが、弱音を吐いたり

強気発言をするのは、私の昔からの習慣である日記の中だけのお話です)。

そして、常に最終目標である着地点を目指し、1つづつクリアーしていくだけだと考えています。

相談に来られた方の中には、今の生活が、前にも後にも進めず、藁をもすがる思いで

相談に来られる方もいらっしゃいます。

こういう方は、先のことなんて考えられるわけがない、とおっしゃるのですが、

まずはゴールをイメージすることです、と伝えます。

ゴールをはっきりすることで、今からそのゴールを目指すための道筋を考えれば良いのです、

とお伝えします。

コロナ禍にあって、今が本当に辛い方も多くいらっしゃいます。

今ばかり見るのではなく、ご自身のゴールを思い描き、

そこに到達するための道筋を一緒に考えることこそ、ファイナンシャル・プランナーの仕事だと

思っています。

一緒にゴールへの道筋を描いてみませんか。

2021.05.17

ライフプランの大切さ

アラフォー・アラフィフ世代の皆さん、

昨年からのコロナ禍にあって、今までの働き方と異なる働き方を求められ、

そろそろお疲れのピークではないですか。

そんなアラフォー・アラフィフ世代の皆さん、

最近世間をにぎわせている言葉「FIRE」ってご存知ですか。

「FIRE(ファイア:Financial Independence, Retire Early)」、いわゆる「早期退職」です。

実は年齢が低ければ低いほど、この早期退職を夢見る人が多いそうです。

実際、私も先日とある集まりに参加し、その集まりのアラサー・アラフィフ世代に質問したところ、

見事、全員が「早期退職」を考えていました。

ところが、退職直前の59歳の男性は、「意地でも辞めない」とおっしゃっていました。

その男性は、もちろん将来のお金のことが不安なのもあるし、世間とのつながりがなくなるのが

恐い、とおっしゃっていました。

そうですね、第二の人生を始めるにあたり、何の計画もないと、不安以外ないです。

早期退職の話は、相談に来られる人の半数以上が考えておられます。

そのうち、本当にその後の生活の計画(ライフプラン)をたてておられるのは、約1割です。

つまりほとんどの人は考えておられません。

早期退職を考えるときに大切なのは、ライフプランがしっかりしているか、ということに尽きます。

やりたい事をするには、お金が必要です。

もちろん生活していくには、お金がないとできません。

いくらお金が必要なのかは、ライフプランをしっかり立て、ある程度の収入と支出の計画も

あわせて立てる必要があります。

これができないと早期退職は厳しいでしょう。

そのために、いまから資産形成をされる人が多くなる、ということに繋がります。

あなたは将来のために資産形成できていますか。

少しでもFIRE(早期退職)に興味のある人は、一緒にライフプランを作ることから始めませんか。

一緒にライフプランを作ると、想像以上に楽しいと、喜んでいただいています。

お気軽にお問い合わせください。

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2021.05.07

親が認知症になったかも

どうしても「ファイナンシャル・プランナーへの相談」と言えば、

「家計相談」「保険相談」「住宅ローンの相談」と思われがちです。

ところが、当社に来られる方は、「親の相続」「親の介護」「退職後の生活の在り方」といったことが

多いです。

もちろん初めの相談は、「家計が気になりだして」というのがとっかかりです。

色々お話していく中で『親が認知症になったかも』という話も時々出てきます。

2020年の65歳以上の高齢者の認知症有病率は16.7%、約602万人となっており、6人に1人程度が

認知症有病者と言えます。

国の予測では、2050年、65歳以上の高齢者の認知症有病率は、少なく見積もっても約20%、

多く見積もると約27%となっており、4人に1人程度が認知症有病者と言えます。

認知症の初期症状は、物忘れと混同されがちです。

家族の中で、言動が何かおかしい、と思い出し、病院に強引に連れていき判明する、というのが

相談に来られた人のお話です。

そこからの苦労話は本当に身につまされます。

自分の親が今までと違う言動をし、最終的には自分自身がわからなくなる、という恐怖心と闘いながら、

皆さん、本当にしっかり介護されています。

当社ができることは、そういった人のお金の悩みを取り払ってもらうことです。

今あるお金で、どのようにやりくりするか、どういった機関と連携すれば良いのか、

そういったお話をさせていただきます。

お金の不安は人の心をすさんだものにしてしまいます。

残念ながら、これは事実です。

お金の不安がなければ、家族仲はこじれることはなかった、という事例もあります。

これも事実です。

何かお金のことで少しでも気になることがあれば、ぜひ相談してください。

自分が気づいていないことが原因で、しんどい思いをしているかもしれません。

1人でしんどくならないでください。

2021.04.27

投資を始めるのにどのような商品を選んだら良いですか

よくある相談内容です。

投資を始めようと考えたときに、商品の多さに愕然とします。

過去に投資信託を購入したことのある人は、商品の多さは知っているのであまり驚きません。

(それでも毎月のように商品が作られているらしく、正直なところ、商品の全てを把握するのは、

無理です。)

ところが、これから投資を始めようとする人にとって、商品の多さは高いハードルです。

そのため、相談に来られた方はよく聞かれます。

この回答は・・・。

「商品選択より、もっと大切なことがあります!」

それは・・・。

『金融機関選び』です。

金融機関選びに失敗しないこと、それが第一のハードルとなります。

その次が商品選びです。

そのため、投資を始めるにあたって、その人に合った金融機関と商品を選ぶため、一緒に調べます。

なぜ一緒に調べるか?それは・・・。

もちろん相談されたらいくらでもお教えしますが、

今後に一人で商品を選べるような知識をつけて欲しいからです。

それだけです。

新社会人の人で、初任給をもらい、どうしよう?と悩んでおられる方は、

簡単にできる先取り投資(積立投資)を始めませんか?

2021.04.19

積立投資は若さが最大の武器になる

あなたは何歳ですか。

厚生労働省の主な年齢の平均余命表によると、令和元年の平均寿命(0歳時の平均余命)は、

「男:81.41歳」「女:87.45歳」となっています。

ちなみに私は今年44歳なので平均余命は、約43年ぐらいとわかります。

まさに「折り返し」です。

最近、私よりひと回りぐらい年下の人との交流が多く、「若いって素晴らしい」と思います。

もちろん見た目や活発度が違うのはもちろんですが、考え方が若い。

さらに言えば、お金を貯める期間が私より十数年多く、運用期間も長いということです。

ひと回り違うと目標や夢も多く、叶えたいことがたくさんあります。

その叶えたい目標や夢を実現するためにはお金がいることは、もちろんわかっておられます。

そのため、今からコツコツ投資の勉強をされています。

30歳代は、ライフプランの大きな転換期でもあり、積立投資をするお金がない、という人も多く、

無視しがちです。

しかし、今から実践すれば、将来に向けてお金を増やし残すことが可能です。

交流あるひと回り下の人達は、将来を見据えコツコツ投資を始めておられます。

1日でも早く始めるのが得なのを感じてられます。

長期に投資ができる、これは若いからこそできる最大の武器です。

今すぐ始めましょう!

2021.04.05

新しいことにチャレンジする時の心構え

4月に入り、今週から本格的に新年度がスタート、といったところでしょうか。

日本では、どうしても子どもの頃からの習慣で、4月と聞くと、ちょっとピリッとした気分になります。

昨年の今頃は、コロナウィルス一色でした。

今年はどうなるのかと思っていましたが、状況はあまり変わりません。

ところが、良い意味では、「どうしたらいいのか」という焦りはないように感じます。

しかしながら、悪い意味で、「慣れ」が出てきているのも事実です。

何においても「慣れ」は、気持ちの上では楽ですが、行動を疎かにしてしまいがちです。

4月から新年度ということもあり、新しいことにチャレンジされる方も多いと思います。

また、意図せず、大きくライフプランの変更が起こった方もおられると思います。

どのような状況下でも、「今」を受け入れることが一番です。

最良の状況か、最悪の状況かは、人それぞれだと思いますが、まずは、「今」を受け入れることです。

そして、「今できること」から始めることです。

「しなければいけないこと」がいっぱいあって、何から手をつけたら良いのか、混乱する時もあります。

混乱してもしなくても、「しなければいけないこと」は待ってはくれませんし、期限もやってきます。

また、「はやる気持ち」も出てきますが、もう一人の自分としっかり向き合い、冷静な行動が成功を

呼ぶと考えます。

つまり、「今」を受け入れ、「もう一人の自分」と向き合うことが、新年度スタートにおける大切なこと

だと感じました。

1日のうちに1時間でも良いです。

もう一人の自分と会話してみてください。

そして、次の日の活力にしてください。

2021.03.22

エンディングノートの必要性

エンディングノートという言葉を聞いたことがありますか、と聞くと、何それ?という人は

恐らく少ないと思います。

1度は聞いたことのあるこの言葉、でも、エンディングノートを書いたことがありますか、と聞くと、

恐らく多くの人が書いたことはない、と回答されると思います。

中には、書こうとして買ったけれど、書くことがいっぱいあって書けなかった、という人もおられます。

そもそもエンディングノートを書く意味をご存知ですか。

「終活でしょ?」

「亡くなる準備でしょ?」

どちらも間違っていませんが、本当の意味は・・・。

『将来の不安材料をなくして今を楽しく生きる』ために書くのです。

つまり、書いたことがない・書けなかった、という人は、今を楽しく生きるチャンスを逃しています。

「書くことがいっぱいあって書けなかった」のは、

たしかに本屋さんで売っているエンディングノートは、分厚い印象です。

書く必要のある情報は、たしかに細かくすればするほど、分厚くなります。

最低限必要なことだけをまとめても、エンディングノートは完成します。

では、何を書けば良いのか?

何も書かなくてもエンディングノートが作れるんです。

●面倒くさがり屋さん

●書類の整理ができない人

このような人には必見です。

知りたい人、お問い合わせを!

1人で参加する勇気のない人は、友達を誘っての相談も問題ありません。

親子で相談に来られるのも問題ありません。

待ってます。または伺います。

もちろんオンラインでも構いません。

気になる人は、今すぐ問い合わせを!

2021.03.18

新社会人となられる方へ

3月も後半となり、今年は例年になく速いペースで桜の開花の報告がありますね。

桜の季節は、別れと出会いの季節と日本では称されます。

今年、新しく社会に飛び出される方も多いことでしょう。

そのような人にお伝えしたいことの1つが、お金の管理です。

日本では学生時代にお金のことについて学ぶ手段はなく、「なんとなく」が大半です。

そのため、社会人になって困る方も多いです。

昔の相談で、社会人になりお金の管理ができず貯金もできず困っています、という人がおられました。

その人が悩んでた1つが今回のお話の「保険」です。

親に保険に加入しなさいと言われたり、会社に保険の営業マンが来て色々と説明されるけど、

本当に必要なのか、よくわからなかったとのこと。

ごもっともな意見ですよね。

保険は、あくまでもいざという時のためのお守りです。

お守りなので、過剰に入る必要もなく自分にとって必要な保険に加入するのみでよいのです。

保険の営業マンさんの中には今でも「生命保険料控除」の恩恵を訴えておられる人がまだおられます。

その恩恵のために保険に加入するのではなく、あくまでも「万一のため」であることを

心に留めておいて欲しいものです。

そういったことも含め今回の監修には携わらせていただきました。

https://hoken-hatena.net/seimeihokenryokoujyo/

2021.03.15

お金を増やす方法は投資しかないですか

投資という言葉はだいぶん、日本にも定着しつつあります。

20から30年前ぐらいの日本では、まだ投資をしている人は「お金持ちの人」というイメージでした。

そのため、お金を残す手段は、主に銀行にお金を預ける、という方法でした。

さらに昔の高度経済成長期(1955年から1973年の18年間は、年平均10%以上の経済成長を達成した)

のころ、その時代は主に銀行にお金を預けておくだけで、10年後には預けた金額の2倍にまで

膨れるといった時代もありました。そのため、当時はお金の管理は銀行で良いという時代でした。

ところが、昨今、老後にお金が不足するよ、という報道がなされ、不安にかられた多くの人が、

投資を始めている現状があります。

投資をすることは大切なことです。

一生お金と付き合う必要があるので、それなのであれば楽しくお金と付き合いたい、という思いは

当然のことです。

ですから、「投資を始める」は正しい選択です。今の時代、主な銀行の金利はかなり低く、

増えるというよりは、置いておくスタイルになっています。

でも少し待ってください。

投資ってやったことがなくて、不安ですという人もおられます。

また、昔に損をしていて、投資は嫌いです、という人もおられます。

それでも「お金を増やしたい」という思いは誰しも同じです。

そういう人はどうすれば良いのか。

元本保証で主な銀行に預けておくよりは増えるもの、ないですかと聞かれます。

そのような人向けにも商品はあります。

投資は、その人に合った商品を選んでやらないと、精神的にしんどくなって、長期間、投資が

できません。

それでは投資の効果がありません。

投資は「長期分散投資」が大原則にあるので、これが覆るのであれば、意味がありません。

その人に合ったその人向けのお金の増やし方を一緒に考えていく、それも私のお仕事です。

いつでも気軽に私に会いに来てください。

お茶を入れてお待ちしております。

2021.03.11

10年前に想像した自分になれていますか

今日は忘れることのできない「東日本大震災」が起こった日です。

あれから10年が経ったとは、長かったようで短かったようで。

あの日に自分の目に飛び込んできた映像は、今でも鮮明に覚えていて、

実際に起こっているとは到底信じられず、どこか映画を見ているような感覚でした。

さらには今でも避難されている方が4万人を超えていらっしゃるとか。

日本のような先進国ですら、解決できない問題が起こっていることに不思議でならず、

今のコロナウィルスとの戦いにも通じることを感じざるをえません。

あれから10年、あなたは10年前に想像していた自分になれていますか。

私は10年前、震災が起こった時に10年後、こうありたいと考えていた自分の姿が、大きく3つありました。

そのうち、2つは達成しました。

残すところ、1つです。

それを今後、達成させるため、集中します。

「〇年後にこうありたい」を突き詰めると、実現するためのパワーに繋がります。

この10年を節目に、今朝、「5年後にこうありたい」を更新させました。

その自分に5年後に会うため、邁進したいと思います。

あなたもステキな5年後の自分に会うため、自分をアップデートさせませんか。

そんなお手伝いを当社はしております。

当社の名前の由来はそこにあります。

今後もあなたの「夢のかけはし」でありたいです。

あなたの5年後を語りに来てください。

いつでもお待ちしております。

2021.03.02

投資は正義なの悪なの?

投資で一度痛い目にあった人は、よくおっしゃる話です。

投資でお金を増やしたいというのは、誰しも思うところです。

そのため、「金融機関に甘い言葉(お金が増える)」をかけられると、信じてしまいます。

もちろん金融機関も最初からマイナスになることを予想しているわけではないし、

世界の情勢がマイナスのほとんどの原因ではあるので、

結果としてマイナスになってしまうことはあります。

人は自分の財産がマイナスになると、居ても立っても居られない状況となり、売却が頭をよぎります。

その頭をよぎった「売却」を実行してしまうと、「投資は悪」をなります。

ところが売却せずに保持していると、世界情勢の回復とともに、自分の資産も回復していきます。

そして自分にとってそのお金が必要になったときにプラスに転じていると、「投資は正義」となります。

結論を言うのであれば、投資はプラスにもマイナスにも転じる可能性のあるものです。

そこを理解していないと、甘い言葉に誘導される流れになります。

甘い言葉に誘導されたとしても、その後の商品の資産状態をしっかり見ていくことを忘れないように

してください。

ときどきは、資産の価値を確認する癖づけをつけてください。

送られてくる資料でわからないことは、常にご自身の担当の人に確認をすると良いでしょう。

2021.02.22

環境を変えることで見えてくる将来の不安と期待

ファイナンシャル・プランナーはお金の相談にのってくれる人、というイメージでしょうか。

実際は、「よろず相談」を受ける人、だと思っています。

相談に来られる多くの人は、「お金の悩み」というより「将来への悩み」が本当のところです。

なかでも、やはり「人生の転機」を前に不安になられる方が多いようです。

●結婚することになった(結婚した)

●離婚したい

●妊娠した

●親が介護状態になった

●配偶者がガンになった

など

誰でもこのような転機がおとずれることになると、不安と期待が入り乱れます。

そうなると、まずは相談者様の現状をファイナンシャル・プランナーは把握する必要が出てきます。

そのうえで、その人に合ったライフプランを考え、それに伴うお金の出入りを考える必要があります。

誰しも人生の転機はあります。

良い方向に進むのか、悪い方向に進むのか。

その一歩を踏み出す勇気は、覚悟の上に成り立ちます。

でもその覚悟を決めたとき、人は強くなれるのかもしれません。

そしてその覚悟を実現させていくためのお手伝いができるのが、

ファイナンシャル・プランナーだと考えます。

あなたの覚悟を教えてください。

そして、実現のためのサポートをさせてください。

お問い合わせは、こちらまで・・・。

http://dream-get.com/contact.html

2021.02.15

老後は親からの相続財産があるので大丈夫です

相談に来られる人の中で一番の相談内容は、「老後不安」です。

これは年代に関係なく、20代は漠然と、50代は直前で焦る、といった感じに受け取れます。

数年前に起こった老後に必要なお金は2,000万円です、

といった老後不安をあおるような報道もあいまって、

老後不安は募っているのだと思います。

ところが、時々相談に来られる人の中には、老後不安はない、という人もおられます。

お話を聞くと、

「今は子どもの教育費で生活は少々厳しいけれど、将来は親から相続する財産があるので、

安泰なんです」という人も。

「それなので、60歳代ぐらいまで生活ができれば、大丈夫なんです」ということも言われます。

すべてのファイナンシャル・プランナーがその答えを話すかわかりませんが、

私としては、次のようにお話します。

「相続財産は、宝くじと同じだと考えた方が良いですよ。」

「言葉は悪いですが、相続財産はタナボタ(棚から牡丹餅)なものです。」

「相続財産を自分のライフプランに取り込み、老後の生活は安泰だと考えると、少々疑問がわきます。」

「すでにその相続財産の行先が遺言書により決まっていたとしても、

今後書き直されることもありますし、絶対とは言えません。」

「老後のお金のことを考える時は、本当の意味での安泰を目指すために、今から準備します。」

といった感じでお話をし、相続財産を除いた状態でステキなライフプランを作り、

そのプランに見合ったお金の出入りを考えます。

決して、相続財産を含めてのお金の出入りを考えないでください。

相続財産が万一その計画通りに手に入らなかった場合が、恐ろしいからです。

2021.02.09

親にお金の話を切り出す方法

「これからのお金大丈夫なの?」と、定年を控えた親に質問するのは難しいと、

相談に来られる方から聞きます。

たしかにどうやって切り出すかは難しいですね。

そんな時に私がお答えするのは、決まって、

「この前に友達と会って(あえてファイナンシャル・プランナーに会ったとは言わない)、

その友達が親の介護費用に困ってたわ。お父さんとかお母さんは大丈夫なん?考えてる?」

といって話を始めてください、と答えています。

その後は、今からお伝えする介護費用のお話や終活の必要性を親に話していくと、

意外と話がでてくるものですよ、とお伝えします。

男性と女性だと、女性は比較的親とよく話をするので、その後の話で「ちゃんと聞きだせました。」

ということを聞きますが、男性は難しいようです。

男性はそもそも親とあまり話をしません。

話をするときは、どどのつまりで、

上から物事を言うような口ぶりになるそうです(これも、相談者の声です)。

そのため、お金の話を切り出すのは難しい、の一点張りです。

でもよく考えてください。

本当のところ、親は子に心配をかけたくはないし、親は知識を持っていないので、

介護費用とか終活の必要性を親身になって話すと、子のためだ、と動いてくれます。

それなので、女性も男性も勇気を出して親に話してみてください。

どどのつまりになって、にっちもさっちも動けなくなることを考えると、

今ちょっとした勇気を出して、親との話し合いの時間を持つことは、十分に価値があります。

このご時世、なかなか親とも会えない状況ですが、電話をして元気にしていることを伝え、

「そうそうこの前さ、友達と会って・・・」と話を展開してみてください。

親の本心が聞けるかもしれませんし、それができればいざという時のために対策が打てます。

ぜひ、ほんの少しの勇気をだしてください。

2021.01.27

会社を辞めて確定拠出年金ほったらかしです

いま資産形成でiDeCo(個人型確定拠出年金)を活用されている方が増えています。

また企業でも福利厚生の一環として、企業型確定拠出年金を採用されている会社も増えています。

「企業型」とあるように、これはその会社に勤めているから受けられる制度です。

あなたが、もしその会社を辞めると、もちろんその会社で貯まっていた資産は、あなたのものです。

しかしその後を考えたことありますか。

会社を辞めた後、色々なライフプランが考えられます。

・転職

・起業

・専業主婦/専業主夫

どの場合であっても手続きが必要です。

あなたは会社を辞める時に書類をもらいます。

そこに詳しく書いてあるのですが、なかなか読まないものです。

何か手続きをするように書かれているけれど、よくわからないしとりあえず置いておくか・・・。

その後、6カ月を超え「あなたの資産は国民年金基金連合会に移換まれました」という報告がきます。

それでもなお「そうなんだ」と何もしないと・・・。

数カ月後から手数料が少しずつ引き出されています。

そして数十年後、実際にこの資産が老後資金だった、と思い内容を見てみると、

資産が減り、想定していた資産がなくなっている、という事態にまでなりえます。

そうならないためにも、手続きを必ずしてください。

よくわからないし・・・

面倒くさいし・・・

忙しいし・・・

これだけは避けてください!

2021.01.18

相続の手続きは大変です

人が亡くなると必ず遺された家族に「手続き」という仕事がのしかかってきます。

相続が発生し、心身ともに疲れている中で、相続手続きは粛々と行っていかないといけません。

●市区町村への届け

●年金事務所への届け

●金融機関への届け

●登記変更の届け

●公共料金の引落の変更の届け

など

本当に多岐にわたり、遺族にとってこのうえなく疲れます。

中でも、不思議に思うのが市区町村ごと、金融機関ごとに届けの様式が異なることです。

同じ手続きをするのに、統一された様式ではなく、独自の様式の書類になっていて、

ひどい場合は、添付書類も異なります。

そうなると例えば、A金融機関は○○○○がいるけれど、B金融機関は○○○○はいらない、といった区別を、

1つずつの金融機関ごとにリストアップしてから行動を起こさないといけません。

本当に大変です。

さらには、どこにその手続きをしに行けば良いのかもわかりません。

それなので、「終活」が大切です。

終活は自分のためでもありますが、残された家族のためでもあります。

そして「エンディングノート」を作り、書類の整理もしておくことが、何より大切です。

遺された家族にとって、その人の思いを直接読み取れるものがエンディングノートだからです。

パソコンでデータとして残すこともできますが、私は手書きが一番だと思います。

その人の字もまた、思い出です。

年をとったから終活をするのではなく、気づいたときに少しずつ行っていくことが大切です。

コンを詰めると嫌になり、先に進めなくて辞めてしまうことに繋がるからです。

まだ今年も始まったばかりです。

始めません、終活を。

2021.01.14

2021年もあなたの「夢のかけはし」になります

2021年もスタートしてほぼ半月。

当社所在の京都は、本日から緊急事態宣言を受けての日々が再スタートとなりました。

2020年はコロナ禍一色の1年だったと言っても過言ではありません。

2021年も波乱のスタートなのでどうなるのか、見守る必要があります。

人は、自分に降りかか災難を「○○○○のせい」という風に考えてしまうことがあります。

それは楽だからです。

・景気のせい

・上司のせい

・コロナウイルスのせい

・取引先のせい

など

もちろん避けられない今回のような想定外の原因もあります。

でも人は生きていくためにこの災難を乗り越えないといけないですし、乗り越えている人もおられます。

では、どうするのか?

やはり人との繋がりが一番だと思います。

身動きがとりづらい時代ですが、その時代に合った動きをしていくしか方法はありません。

そのためにも早い段階で今年の目標を定め、それを細分化し、一つ一つステップアップしていくことが、

この難局を突破する近道なのかな、とこの年末年始で感じたところです。

当社の社名である「夢のかけはし」は、あなたの「夢」をかなえる「かけはし」になりたい、

と思ったところから名付けました。

今年もあなたのために、かけはしになることをお約束します。


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