少しでも多くの財産を子どもに遺したい

2020.07.06

あなたにとって「一番大切なものは何ですか?」。

●自分

●家族

●恋人

●ペット

●友人

●両親

●お金

●自宅

など

人それぞれ色々な回答があります。

昨日、芸能人の方がお話されたというラジオの記事を読みました。

ご自身の小学生の子どもに「一番大切なものは何だと思う?」と尋ねると、

「家族」と答えたそうです。

その答えを聞いてその方は、

「家族は大切。でももっと大切なのは『自分の命』。」

「お母さんやお父さんは24時間、○○(お子さんの名前)を守ってあげることができない。」

「学校に行っている時間は特に難しい。」

「だから、約束して欲しい。家に帰ってくる時、教科書を持って帰るのを忘れても良い。」

「筆箱も。宿題のプリントも。」

「持って帰るのを忘れてはいけないもの・・・それは命だから。」

この記事を読んで涙が出てきました。

また、この芸能人の方は、子どもが出かけるときは毎日、玄関まで一緒に行き、

子どもが見えなくなるまで見送る、と書いてありました。

もしかしたら、何かがあって子どもに二度と会えないかもしれないから。

これを見てさらに涙が。

実は私の親も毎回、私が実家に帰り、私が帰るときにずっと見えなくなるまで見送ってくれます。

これは学校に行っていた頃からずっとで、大学に行っても社会人になっても結婚しても

変わりません。

さらには、1週間連絡をしないと、体調を崩して倒れているのではないかと思うらしく、

2週間ぶりに電話をすると、元気にしていたのか、と即座に質問が入ります。

親と言うものは、子どもが何歳になろうが子どもなんですね。

心配しなくて良い、と言っても心配になるようです。

子どものためなら何でもできるといまだに言います。

これは不変の親の思いなのだと感じます。

相続のご相談や退職後の生活について相談を受ける時、

親の思いは、少しでも多くの財産を子どもに遺してやりたい、とおっしゃいます。

そのため、家計をきりつめ、遊ぶことをせず、質素倹約に生活をされている方が多いです。

私は、相談に来られると必ず言います。

お子さんに遺したい気持ちは重々わかりました。

しかし、お子さんは両親が出かけることもやめて、キュウキュウな生活を送っていることを

喜ばれないと思いますよ。

やりたいことをやって楽しく過ごしている親の姿を見たいものですよ、と。

退職後の生活にいくら必要かというのは、人それぞれなので、一概に言えません。

ですが、子どものことを思うばかり、親の生活が苦しくなるのでは本末転倒です。

第一は親がやりたい事をやり、心が豊かになれる生活を作るために必要なお金を考えるべきです。

子どもより親が第一です。

お忘れなく!


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