先日のご相談者様からのお悩みです。
これから子どもにたくさんお金がかかるのはわかってはいるけれど、
まったく貯められません、とのこと。
出産が遅かったので、子どもの教育費と親の介護・相続とご自身達夫婦の老後の資金が
重なりそう、ということでした。
ライフプランを作るまでもなく、もちろん、上記3つが重なることは必然です。
今の時代、晩婚化や晩産化がすすみ、このような悩みを抱えていらっしゃる方が多いです。
そのうえ家計に無関心なご主人だと、妻がなんとかやってるから、これらのお金の最大の危機も
うちの妻ならなんとかやってくれる、と思いがちです。
なかには、共働きだと、奥さんに内緒で個人の預貯金を貯めておられる方もいます。
そのため、ご相談者様のように、女性が1人で悩みを抱えることが多いのです。
さらに、女性は悩み出すとイライラしがちで、ご主人にそのイライラをぶちまけます。
言葉は悪いですがヒステリックになりがちです。
ヒステリックになると、ただただ文句を言うだけで話し合いになることはありません。
私の提案はこうです。
ご主人に現状を伝えましょう。
相談者様がわかっている預貯金額を全て合計してください。
そのうえで、これからお子さんに必要な教育費の総額
(塾や習い事や入るかもしれない学校でのクラブ活動での費用)を合計してください。
そして、ご主人に預貯金額と教育費の差額分、現状足りないけど、あなたは持っていますか、
と確認してください、と伝えました。
持っているよ、という回答なら少し安心できます。
あとは親の介護や相続に関する費用や自分達の老後についてもお金が必要なことを
追加で話しておくことも大切です。
もし、持っていないという回答であるならば、夫婦で準備する必要があります。
ご主人がサラリーマンであれば、給料が増えることは考えず、奥様が働かなければばりません。
専業主婦であれば働くことを考え、パート勤務なら正社員も考える必要があります。
ご主人が個人事業主や会社の経営者なのであれば、もっとハッパを掛ける必要があります。
もちろん、ご主人はめいいっぱい働いておられることは当たり前なので、ハッパのかけ方には、
愛情をもってしてくださいよ、もめることになるので。
問題なのは、夫婦でお金の話をしないことです。
ライフプランが大きく動くとき(結婚・出産・子どもの進学・親の介護・親の相続・退職)は、
お金が大きく動くときです。
前もって夫婦でしっかりお金の話をして、お互いが安心して暮らせるようにしてください。
そのうえで、必要なお金の金額を夫婦で理解し、お金を貯める・増やすを検討していく必要があります。
いまの銀行等の金利では貯めることがはできても増やすことはできません。
増やす必要があるなら、人が動くかお金が動くかの2択です。
人に限界があるならお金に動いてもらうしか方法はありません。
資産運用の最大の見方は、時間だと思っています。
時間を有効に使うためにも、資産運用を始めるなら早期の決断が必要です。
お金を増やしたい人は、始めなきゃ損ですよ、資産運用を。
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